学習環境を整えよう!オンライン塾の受講に必要なものは?

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/02/24

環境

インターネットに接続し、パソコンやモバイル機器で受講するオンライン塾。コロナの蔓延で在宅時間が増えたことをきっかけに、急速に注目が集まりました。今では多くの塾で、オンライン授業が取り入れられています。今回はオンライン授業を安定して受講するために必要な、環境やグッズについて紹介していきます。

オンライン授業の種類

オンライン授業は主に2つの種類に分けられます。授業をリアルタイムで視聴できる同時双方向型授業と、録画映像を視聴するオンデマンド型授業です。それぞれにメリット・デメリットがあるので、順番に紹介していきます。

・同時双方向型授業
リアルタイムで進む授業に画面越しに参加するのが、同時双方向型授業です。講師の進行に沿って学習を進めるので、決められた日程の授業に参加する必要があります。画面越しにはなりますが、説明・質問・回答などをはじめとしたリアクションをとれます。

お互いの反応を確かめながら授業が進められるので、進捗を把握しやすいのがメリットです。録画映像と異なり講師の事前確保が必要になるため、受講費用が割高であるのがデメリットといえるでしょう。

・オンデマンド型授業
アップロードされている録画映像で勉強する方法が、オンデマンド型授業です。録画映像なので、気になる点で止めたり巻き戻したりできます。理解できるまで繰り返し見られるのがメリットです。

生徒の学習レベルにあわせて動画を自由に操作できるので、生徒の主体性に左右されやすい面もあります。視聴時間帯や塾のシステムによっては、動画をみて生まれた疑問や質問の返答が遅い場合があります。リアルタイムの授業に比べ、その場で必要な説明や答えを得るのは難しいでしょう。

授業形態を科目ごとに変更できる塾もある

科目ごとに受講形態を選べるオンライン塾もあります。同時双方向型授業・オンデマンド型授業はもちろん、マンツーマンや少数受講、またはグループ受講まで幅広い選択肢があります。

毎月変更を選べば、テスト期間や受験前の追い込み時と通常期で勉強スタイルを変化させることが可能です。たとえば、このような受講方法はどうでしょうか?

・通常期
苦手科目のみ同時双方向型授業に参加し、それ以外はオンデマンド型授業に参加する。継続については次回のテスト平均点を基準にし、平均点以下は同時双方向型授業に参加とする。

・追い込み期
テスト前一か月は同時双方向型授業に切り替える。不安な教科は、同時双方向型授業で予習・復習を行う。

オンライン個別指導塾の授業に必要なもの

オンライン授業を受講するうえで大切なのが、受講環境です。主に通信状況と学習グッズに気を配らなければなりません。対面授業と違って画面越しに学習を進めるので、緊張感や集中力を継続させるサポートが求められます。項目ごとに確認していきましょう。

・インターネット環境
オンライン授業はインターネットに接続して行うものなので、インターネット環境は命綱ともいえます。授業のなかでは音声や映像を多用するので、データは重くなるでしょう。速度制限によって画面が途切れることのないよう、ネット環境を確認してから受講することをおすすめします。

・パソコン、モバイル機器
授業を見るために必要なのが、パソコンやモバイル機器です。オンライン授業では画面上にスライドや映像が映し出されることもあります。画面の文字がしっかりと確認できるよう、画面の大きいものを使いましょう。

・スタンド、三脚
長時間下を向いていると、首に疲れが溜まります。スタンドや三脚を使って画面を目線の高さにもち上げると、疲労を軽減できるでしょう。正しい姿勢で受講することで、集中力を高めることにも繋がります。

・勉強机、椅子
勉強机・椅子の使い心地を確かめましょう。サイズや高さがあわないものを使うと、身体が凝り固まって集中できなくなります。無理を続けると疲れが溜まってしまうので、最適な勉強環境を整える必要があります。

オンラインでの授業がつらいときの対策は?

オンライン授業がつらいときには、その原因を突き止めましょう。疲労・心労・不適応、いったいどのような理由があるのでしょうか。理由ごとの適切な対応をまとめてみました。

・疲労
多くの場合、眼精疲労や身体の凝りによって疲れがたまります。眼精疲労の場合は、定期的に目薬を差したり、ブルーライトカット眼鏡を着用したりすることが効果的です。

身体の凝りを解消するには、適度なストレッチ・運動・入浴を意識しましょう。習慣化させることで、身体の凝りをため込まないようにします。

・心労
学習塾には、担任・チューター・メンターなどの担当者が設けられています。不安に感じていることを相談し、アドバイスを求めてみましょう。対面塾やオンライン自習室など、世の中にはさまざまな学習スタイルがあります。

無理をせず、自分のスタイルを探すのもひとつの手です。

・集中力の欠如
集中できない、眠くなってしまうという悩みがある場合には、学習中に身体を動かすことを意識しましょう。ノートにメモを取るのでも、立って授業を受けるのでも問題ありません。また目標意識をもって授業を受けると、普段よりも集中できます。

授業の前半で1回は質問する、振り返りテストで満点をとる、など授業内で実施できる内容が望ましいです。目標があると行動も変化しますよ。

まとめ

オンライン学習塾は、インターネット環境さえ整えば誰もが気軽に受講できる画期的なシステムです。学習環境を整備し目的意識をもって取り組めば、さらなる効果が期待できます。テスト期・通常期での学習形態の使い分けはもちろん、生徒の学習スピードや性質によって自由に選べるのもメリットでしょう。選択肢が多くありながらいつでもスタートできるその手軽さが広く支持されています。

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