こんな勉強方法はNG?本当に効果的な勉強方法とは

公開日:2023/05/15  最終更新日:2023/02/24

勉強方法

学習内容を定着させるためには、効果的な学習方法があるのをご存知ですか?とりあえず問題を解いたり、時間をかけたり、学習のコツを知らないまま続けるだけではもったいないのです。正しい勉強法を理解することで、より効果的に勉強できます。本記事では勉強法のNG例、OK例を紹介していきます。

こんな方法で勉強するのはNG?

勉強と聞くと学生をイメージしますが、学校を卒業したあとも資格の取得などで勉強する機会がありますよね。私たちは学校を卒業しても、学習を全て避けるのは難しいでしょう。だからこそ、効率的な学習方法を知って無駄を省略する必要があります。

これから紹介するのは、間違った勉強方法です。皆さんのなかにも同じ間違いを繰り返している人はいませんか?

NG例1:ノートに写す

学習内容をノートにまとめて満足している人はいませんか?要点をまとめて頭を整理することは大切ですが、目的が綺麗にノートを取ることになっている人は注意が必要です。途中で目的が擦り替わってしまうこともあります。

ノートに書き写すのであれば時間に余裕をもって取り組み、ノートを活かして学習ができるようタイムマネジメントしましょう。

NG例2:大量の参考書を使う

参考書を大量に用意し、どれも中途半端に使っている人はいませんか?参考書によって確かに記載内容は異なりますが、焦ってあれこれ手を出すのは得策とはいえません。

関連情報が載っているテキストを1〜2冊用意して、全ての内容を理解するよう繰り返し読み進めましょう。何冊も用意すると、達成率も分かりづらく目標が曖昧になります。参考書の数を絞り学習の穴をなくすことによって、理解を深め自信を得られます。

NG例3:問題を解き続ける

ひたすら問題を解き続けていませんか?学習において重要なのは、トライ&エラーです。問題に挑戦するだけでなく、間違いを理解して繰り返さない努力をしなければなりません。

数をこなして問題に慣れたい気持ちも分かりますが、間違いに向き合うことで知識や経験が蓄積されます。その結果これから出会うであろう問題にも立ち向かえるのです。間違いから学ぶことで、弱点に立ち向かえるでしょう。

その勉強方法は本当に効果的?

先述したとおり、費やした時間が機能していなければ意味がありません。まとめたノートの内容を説明できますか?参考書の中に読んでいないページはありませんか?間違いを放置している問題はありませんか?

効果的な学習とは、学習のために起こしたアクションのその先までをフォローすることが重要です。費やした時間を無駄にしないよう、失敗や間違いからも学ぶ必要があります。NG例を参考にしながら、適切な学習方法を理解してみましょう。

OK例1:思い出す練習をする

インプットではなく、アウトプットに時間をかけることで勉強効率が上がります。独自の問題を作って回答を繰り返せば、より多くの情報を覚えられるでしょう。

また、声に出す・身体を動かす・文字にするなど、動作を増やすことで情報が結びつきやすくなります。「うさぎ」という単語をジャンプしながら覚えると、動作に言語が結びつきます。言語だけだと思い出せないものも、動作を加えた瞬間に思い出せる場合があります。

OK例2:あえて間違える

問題の答えをあえて間違え、正しい答えを説明するのも効果的な勉強方法です。たとえば「冬至には、桃を食べ、かぼちゃの風呂に浸かります」という間違った回答をしたあとに「冬至には、かぼちゃを食べ、柚子湯に浸かります。なぜなら冬至は1年で夜が最も長く昼が短い日だからです。

寒さを乗り切り無病息災を願うため、栄養のあるかぼちゃを食べ、血行をよくする柚子湯に入ります。(諸説あり)」といった要領で、正しい回答と説明を加えます。人間の脳は間違いを記憶する性質があるので、その性質を利用しながら正しい答えも同時に覚えさせます。

OK例3:全体像を把握する

不安に駆られて参考書を複数買ってしまう人や問題を解き進めてしまう人は、学習しなければならない内容の全体像を把握しましょう。そのうえで自分がどのレベルにいるのか、イメージをしながら進めることをおすすめします。

全体像が見えれば学習プランや目標も立てやすいので、無駄な寄り道をすることも減りますよ。

間違いから学ぼう!効率よく成績が上がる方法は?

NG例や間違いから学ぶことがたくさんありますね。間違いをすることを責める人もいますが、実は成長の鍵を握るステップなのです。間違いをするのは決して悪いことではありません。間違いから学び、同じミスを繰り返さないことが重要なのです。

間違いを見つけたら、成長のチャンスです。問題文を理解できていたか、認識に間違いがあったのか、ケアレスミスなのか。間違いの程度も把握しながら、原因を追及することを習慣づけてみてください。

まとめ

勉強には効率的な学習方法があることが分かりましたね。やみくもに学習を進めていては、もったいない!間違いも成長のチャンスに繋がっているので、これまでに費やした時間は無駄になりません。本番を直前にするとソワソワしてしまいますが、学習の全体像を把握して計画的に進めていけば問題ありませんよ。本記事を参考に、効率のよい学習をしましょう。

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